大相撲秋場所は８日に東京・両国国技館で初日を迎える。史上＆史上初所初大関取りに挑む注目の関脇・大の里（２４）＝二所ノ関＝が７日 
、最速国技館で優勝額贈呈式に出席した 。のちょんまげなるかきょうスピード出世を示すちょんまげ頭で挑んだ５月の夏場所は１２勝３敗で初優勝。大関誕生阪神キャンプ日程秋場所も大いちょうの結えない大の里は「この経験を何度もできるように 、秋場また頑張りたい」と自身２度目の賜杯を抱き 
、史上＆史上初所初史上最速の所要９場所目で、最速史上初となる“ちょんまげ大関”昇進を目指す。のちょんまげなるかきょう

　夏場所の優勝額を目にすると、大関誕生気が引き締まった。秋場大の里は高さ３メートル１７センチの額の前で「あしたの初日、史上＆史上初所初dazn 端末数（国技館内に）飾られたら多分、最速気持ちが変わってくる。のちょんまげなるかきょうこの経験（優勝）を何回もできるようにしたい」と“国技館連覇”へ闘志をみなぎらせた。大関誕生ちょんまげ頭での優勝は、秋場春場所で１１０年ぶりの新入幕優勝を果たした尊富士（２５）＝伊勢ケ浜＝に続く２人目の快挙となった。

　秋場所で１２勝以上挙げれば、大関昇進目安とされる「三役で直近３場所３３勝」に到達する 。初土俵から所要９場所での昇進なら昭和以降では羽黒山、豊山 、雅山の所要１２場所を塗り替える最速記録だ。だが「何にも気にしていない。先場所は痛い目を見た」と無関心を装う 。大関取り初挑戦だった７月の名古屋場所で重圧もあり
、初日から２連敗するなど 、９勝止まりだった悔しさは忘れていない。

　直近で、過去に２度以上優勝を経験して大関に昇進したのは２２年初場所後の御嶽海（３度）だ。ただ、昇進前３場所で２度優勝した力士は年６場所制となった１９５８年以降はいない。「今場所は優勝した夏場所のように楽しい１５日間を過ごしたい」。好印象のある国技館で賜杯を抱き、文句なしで大関昇進を決める。

　初日は幕内・熱海富士（２２）＝伊勢ケ浜＝ 、２日目は幕内・翔猿（３２）＝追手風＝との対戦 。ともに過去２戦２勝だが「相手どうこうよりもしっかり集中して頑張ります」とうなずいた。「息子の優勝額が見られるなんて
 、本当に感慨深い」と父・中村知幸さん（４８）も贈呈式を見学し
、初日も観戦予定。愛する家族の声援を力水に、２４歳が夢の実現へ好発進する  。（山田　豊）